スケジュール管理のカレンダーAppとタスクリストAppが連携してこそ、ITツールを使用している価値があると管理人は考えます。この手のツールの歴史は、さかのぼることSHARPの電子手帳ザウルスを端緒に、パームトップパソコンを経て、現在のスマホ&タブレットに変遷してきています。
ザウルスやパームトップも、確かに便利ではありましたが、漢字圏故に入力にストレスがあり、結局少なくとも日本では定着しませんでした。
要は入力するよりは、手帳に書いてしまった方が早かったということです。
そのため、手書き入力なるものが生まれたものの、認識精度が低く、その性能が手帳を凌駕ことなく消滅しまいました。

その理由は主に以下の通りです。
- 同一AppでPC・スマホ・タブレットでのをサポート
- クラウド技術によりそれぞれが瞬時に同期される
- 入力形態がキーボードからの入力、メールでの入力が可能
- 一番面倒な日付の入力が簡略化されていて非常に楽
- 期限付きのタスクを追加することによって自動的にカレンダーに同期される
特に入力の問題は劇的に進化しているでしょう。
例えば、デスクでGoogleカレンダーにスケジュールを追加・修正・削除しますと、自動的にスマホやタブレットに同期され、出先で確認することが出来ますし、その逆も可能で、スマホでの追加・修正・削除もデスクトップのGoogleカレンダーに同期されます。
また、Googleカレンダーには補足説明や場所(住所)を入力することが出来ますので、
例えば
2015/12/15 15:00 新宿の喫茶店●●で打ち合わせ
補足説明に乗り換え案内情報(何時のどの電車に乗る)
場所に住所を入力
しておけば、
所定の時間にリマインド(予定を画面にポップアップもしくはメール送信)され、その画面より連動して電車の時間が確認でき、さらには入力した住所からGPSを使ったマップでの道案内がされる、といった感じでしょうか。
これを一度経験してしまいますと、もうその便利さから離れられなくなってしまいます。
少なくとも管理人は、ことスケジュール(&タスクリスト)に関しては、長年愛用してきたシステム手帳から離れることが出来た次第です。
基本は、メール管理で取得したGoogleのアカウントにより自動的に使えるツールであるGoogleカレンダーが中心になります。
Googleカレンダーにはタスクリストが付属していて、それだけでもそれなりの機能があり、初心者はまずGoogleカレンダーとGoogleのタスクリストだけでも有用性があると思います。
問題はPC上ではGoogleカレンダーとGoogleのタスクリストが一覧で見れるものの、小さなスマホでは、全体に縮小されてしまい見づらいということでしょう。
そこでお薦めのAppがジョルテというカレンダーAppです。
このAppをスマホにインストールしておけば、軽快なインターフェイスとレイアウトでスマホでも快適に閲覧確認・スケジュール及びタスクの追加/修正/削除が出来ます。
それでは設定のやり方に入ります。まずはお使いのスマホにジョルテをインストールします。>ジョルテの画像まずはジョルテのトップ画面より設定をクリックします。
次にカレンダーを選択します。
「Googleカレンダー利用する」、「Googleタスクを利用する」、「起動時に同期する」にそれぞれチェックを入れます。
その上で、「いますぐ同期」をクリックします。
Googleのアカウント情報を入力します。
ジョルテのGoogleへのアクセスを許可します。
これでジョルテとGoogleカレンダーの同期は完了です。
次に、タスクリストの同期をとります。
下のメニューより「表示」をクリックします。
ToDoをクリックします。
あなたのGoogleのアカウントが表示されますので、そこにチェックを入れます。
これでジョルテとGoogleタスクの同期が完了しました。
ただし、少し慣れてきますと、Googleタスクリストでは物足りなくなり
- より多彩で楽な入力方法
- 階層構造をもったタスク(プロジェクト管理のような)
- フィルターやラベルによる区分
- プロジェクト単位の管理
などが欲しくなってきます。
そこで登場するのが、恐らく現時点では最強という誉のあるタスク管理「ToDoist」というAppです。ToDoistは、連携で定評のあるSunriseカレンダーをペアで使うことによって、その威力を発揮し、あなたの業務の効率化に十二分に役立つことを保証いたします。
ただ、オヤジには敷居が高いのも確か。
それでも、ここを突破さえすれば「メール管理」に続き、スケジュール&タスク管理もITツールを介して使えるようになり、この段階で立派なITツールの使い手になれるということです。
ここは頑張りどころです。