最近、キーボードを変えました。
それまではパンタグラフ式という、もっともポピュラーなキーメカニズムをもったキーボードを使っていましたが(ノートパソコンのキーボードはほとんどがこれ)、今回は機械式(メカニカル式とも言います)を選択。
というのも、一日の打数が多く、指関節が腱鞘炎のような症状を発し始めたためです。
これに関しては、机の高さやら、キーボードの位置などが関係してくると思われるので、一概にキーボードのタッチのせいだけとは言えませんが、結果として正解でした。
機械式のメカニズムにつきましては、ネット上でたくさんの方が説明されているのでここでは省きますが、ストロークがあり指にかかる負担をかなり軽減することが出来ます。
身近な例では、コンビニのATMの10キーボードが機械式となります。
今回購入して試したキーボードは2種類。
ひとつ目は「PFU Happy Hacking Keyboard Professional PD-KB420B」。
ど定番中のど定番。
必要なキーがコンパクトにまとめられており、カスタマイズも可能。
軽量でコンパクト。
外にも持ち運べる逸品です。
ただし、価格が2万円を超え、ものによっては3万円以上もするため、たまにキーボードを叩くくらいに方には無縁かもしれません。
毎日、相当数打鍵する方にとっては、一度使いますと、この感触にやみつきになり手放すことが出来なくなります。
また、入力ミスもかなり減ることは間違いありません。
もうひとつは出先の海外はマニラで購入。
「Royal Kludge RK61」。
こちらは中華製ゲーミングキーボードになります。
サイズ及び重量はHacking Keyboardとほぼ同じ。
感触も近いものがありますが、注目すべきはその価格。
私はマニラでShopeeというECサイトを通じて購入しましたが、今回の価格は1,840ペソ。
日本円にして4,000円程度でしょうか?
ゲーミングキーボードのため、LEDによる無用なライティングが、人によってはウザイと感じるかもしれませんが、それはカット(消灯)可能。
ケーブルとBluetoothの両方でPCに接続でき、Bluetoothは3デバイスを切り替えながら平行使用可能。
矢印キーの位置に多少の癖があるので、慣れるまで少々時間を要しますが、コストパフォーマンスはかなり高いものになります。

あまりにも快適なので、同じメーカーのフルサイズのキーボード「Kludge RK919」も購入してしまいました。
こちらは、USBケーブルのみでの使用。
もっとも、このサイズのキーボードを外に持ち運ぶことはないと思われるので、自分的にはこれで十分です。

ちなみに機械式キーボードにはキーを支える「軸」があり、その「軸」の色によって、キータッチが微妙に異なります。
自分の好みにあったタッチを選ぶことが出来ますが、そこまでこだわって比較している人は非常に稀でしょう。
まずは、茶軸・赤軸あたりを選択しておけば問題ないと思います。
実際今回は、茶軸と赤軸を選びましたが、試してみた感じでは多少の違いはあるものの(ストロークの反発の強さや音など)、相当のプロでない限り違いはわからないと思います。
厳密に言いますと、耐久性やら、カスタマイズ性やらを考えますと、国産のHappy Hacking Keyboardになるのでしょうが、一般人の我々が使うには「Royal Kludge」あたりが妥当ではないでしょうか?
正直、キータッチは劇的に変わります。
これまでキーボードは数十種類試してきましたが、「Royal Kludge」は管理人お勧めのキーボードです。
また、耐久性に関しては、改めてレポートしたいと思います。