今日はテレワーク用のヘッドセット(マイク付きヘッドホーン)に関して。
ウィズ・コロナの時代、ヘッドセットが欠かせなくなりましたね。
普段、私はマイク付きのヘッドホンなどは全くといっていいほど使わない人間ですが、やはりテレワークには欠かせないアイテム。
ヘッドセットは手先を動かしながらも会話ができるという利点があるため、初めてヘッドセットを購入することにしました。
購入条件は以下のとおり。
①あくまでもこれはテレワーク用のヘッドセットであって、音楽鑑賞用ではないため音質は気にしない。
②マイクにノイズキャンセラーがついている。
③オープンエアタイプで耳への圧迫感が少ない。
④有線・無線(Bluetooth)の両方が使える。
⑤価格は5,000円以下。
まず①に関して。
基本的に会話用であって、音楽鑑賞用ではないので、「SN比」やら「周波数特性」やら「低音ブースト」等は無価値。ひたすら軽さを求めました。
②に関して。
ここでいうのはマイクのノイズキャンセラーのこと。
よく話題になるクティブノイズキャンセラーとは異なります。
BOSE等の高級ヘッドセットに搭載されている、よく話題になるアクティブノイズキャンセラー」というのは、ヘッドセットに環境音を取得するマイクを内蔵させ、環境音を取得すると同時に「逆位相」の波形をぶつけ、リアルタイムでノイズを相殺させるシステムをいいます。
音楽鑑賞用としては有用なのでしょうが、今回のテレワーク用にはオーバークォリティとなります。
③に関して。
密閉タイプは耳を覆うだけのサイズが必要となるため、どうしても大きくかつ重くなりがち。
しかも私は耳への圧迫感が嫌いなので、オープンエアタイプがベスト。
オープンエアタイプとは、イヤーパッドのサイズが小さく、耳との隙間が空くタイプ。
多少の環境音は入りますが、軽量・小型のものが多く、今回は割り切ってこのタイプにします。
④に関して。
Bluetoothでの使用がメインになると思いますが、使いたいときにバッテリーの充電不足だと使用することが出来ません。そんなときに、一時的に有線で動作させることが出来れば安心です。
⑤に関して。
最後に価格。
ざっと調べた結果、ボリュームゾーンは3,000円~5,000円。
あまり安いとマイクのクォリティに不安があるため、ここはこの価格帯で探すことに決定。
上限を5,000円としました。
結果として今回購入したのは無名の「MPOW HC5 BLUETOOTH HEADSET」とく機種。
価格は1,500ペソ(日本円にして約3,260円)


購入したサイトはShopee。
中国の商品が多いため真贋を見分ける眼力が必要ですが、レビューとその数を頼りに選択。
シンプルな外観、適度なクォリティ、絶妙なサイズ感。
かつCVC8.0のノイズキャンセラー搭載。
CVC8.0とは、ノイズを低減し、通話音をクリアにする機能。
バッテリーも使わないので、有線時にも効果があると思えます。
イヤーパッドがソフトで、装着感は結構いい感じ。
これならある程度長時間装着しても、耳が痛くなることもないでしょう。
連続使用時間は22時間、連続待ち受けは220時間以上とのこと。
もう、十分でしょう。
通話を録音して確認してみましたが、通話音声はクリアで聞きやすい音だと思います。
これはマイクが独立し、顔の横までの長さがあるため、集音しやすいのでしょう。
口元まである長いマイクは、マイクを使わない際の収納がきっちりできない機種が多いのと、柄がくにゃくにゃ曲がるものが多く、個人的にはあまり好きではありません。
丁度よい長さだと思います。



ちなみに、試しに音楽を聴いてみましたが、周波数特性を人の声あたりに振ってあるのか高低音が制限され、中低音重視の音質。
多少こもった感のある音はノイズキャンセラーの性質なのか…決して悪いわけではありませんが、ここは割り切ってZOOM等の通話用にした方がいいと思います。
もちろん、高音質にこだわりがなければ、音楽を聴きながら電話を受けるなんてことも可能。
軽いので外に持ち出しても、負担になることはないと思います。
逆にZOOM等のためのツールと割り切れば、非常にコストパフォーマンスの高い商品だと感じました。
ウィズ・コロナの時代にあって、ひとつは容易しておいた方がいいでしょう。
ちなみにアマゾンで同じ商品が購入できるか調べましたが、残念ながらどのように検索してもヒットしませんでした。
ただ、同じメーカーの商品としてひとつ発見!
機能的のは同等以上で、内臓マイクのためヘッドホンとしての使い勝手はむしろこちらの方がよさそう。
で、リンクを貼っておきます。
総合評価 :★★★★(満点5つ★)
音質 :★★★★(通話用として)
軽さ :★★★★★
装着感 :★★★★
質感 :★★★★
バッテリーの持ち:★★★★★