このページではToDoistとSunrise Calendarとの連携を紹介させて頂きます。
Googleタスクでも、単純なタスク管理なら問題ありません。
ただ、タスクを階層構造にしてプロジェクト管理的なことをやろうとすると、どうしてもGoogleタスクでは物足りなくなってきます。
扱うタスク量によっては操作感もいまひとつでしょう。
そこでお薦めのAppがToDoist。
- より多彩で楽な入力方法
- 階層構造をもったタスク(プロジェクト管理のような)
- フィルターやラベルによる区分
- プロジェクト単位の管理
先にもご紹介しましたが、これらがToDoistの特徴です。
なかでも、入力方法に関してはとても良く考えられています。
ITツールに慣れていない人の、これらを使いこなす上での一番の難関は「入力」です。
スケジュールにしろ、タスクにしろ、とにかくこの「入力」が壁になっています。
おそらく、これを読んでいる方のなかには、いちいち入力するより、手帳に殴り書きした方が楽と考えている方も少なくないと思います。
毎回Appを開き、所定のページにアクセスし、ウィザードを開き、項目ごとに入力する。
確かにタスクごとにこれをやろうとしますとウンザリですよね(笑)
その点、このToDoist、非常に優れています。
例えばメールでの登録。
予めメールアドレスをToDoistに登録するだけで送信先のメールアドレスが発行されます。
あとは発行されたメールアドレスに所定のフォーマットでメールを送るだけでタスクが追加されます。これでOK。
また、通常のAppからの登録も、インターフェイスが非常に良く考えられていて、シンプルでかつクイックリー。
さらにIFTTTというAppを使えば様々な動作を引き金にして、ToDoistにタスクを登録することが可能になります。
ここまで、SIMフリーのスマホと格安SIMでスマホの固定費を劇的にコストダウンし、さらにはGoogleのGmailでフリーかつ高機能のメールをつかいこなし始めると、次にはスケジュールとタスク管理をITツールで管理したくなります。
その点、このToDoistは、どうせタスク管理をITツールでやってみようと思っている人にはおススメです。
ただ1点だけ難点を挙げるならば、有償でかつそこそこ高価であるということ。
もちろん無償で使うことはできますが、後に説明するToDoistの多くの優れた機能が使えないため、プレミアム会員になりたくなります。その際に年間コストとしての3,500円は決して安くはありません。
使うなら、後に他のAppに変更しなくてもいいような、定評のある優れたAppを選んでおいた方が、結果として安くなることは周知のことです。
管理人もいくつかの「定評あるタスクApp」を試してみましたが、今のところToDoistに勝るAppに出会っていません。
まずはToDoistをダウンロードして、お使いのツール(スマホ・タブレット)にインストールします。
PCにもインストールしますが、PC用のAppは日本語化されていないため、管理人はWEBAppを利用していますが、今のところWEBAppで不便を感じたことはありません。
英語に強い方はPC用Appを使って下さい。
おおまかな手順は以下の通りです。
- 各ツール(スマホ・タブレット)にToDoistをインストールする。
- グーグルのアカウントでログインする。
- プレミアム会員になる。
- PCでWEBAppにアクセスする。
- テストタスクを登録して、他ツールとの連携を確認する。
まずは各ツールにToDoistをインストールします。
グーグルのアカウントでログインします。
プレミアム会員になります。
Appleストアで決済後、これで年間プレミアム会員になれ、多くの機能を使うことが可能になりました。
次に、WEBAppでタスクをテスト投稿しお使いのツールに同期がされるかどうかを確認したいと思います。
まずはお使いのPCでWEBAppにアクセスします。
画面、右上の「ログイン」をクリックします。
この時点で、Googleアカウントを持っているはずですから、「Googleアカウントでログイン」をクリックしてログインします(複数のGoogleアカウントを持っている方は、Googleカレンダーをメインに使い予定のアカウントを選択して下さい)。
次に任意のプロジェクト(サンプル画像ではPersonal)を選択し、タスクを入力します。
この際にタスク入力欄に「テストタスク」と、そしてスケジュール入力欄に「4:30pm」入力しますが、これは文字通り12/25 4:30pmが期日のテストタスクということになります。
例えば、来年の1/5の午後3時半までに「銀行に行く」というタスクを登録したい場合は
タスク入力欄は「銀行に行く 」
スケジュール欄には「2016/1/5 3:30pm」
と入力すればOKです。
これで自動的に認識され、2016/1/5 3:30pm期限で「銀行に行く」というタスクが登録されます。
次に、テスト登録されたタスクが、お使いのツールに同期されているかを確認します。
お使いのツール上でToDoistを開いて、PCのWEBApp上で登録されたテストタスクが同期されているかを確認します。
無事に同期が確認できたら、ToDoistを使う準備が完了したことになります。
続いて、SunriseCalendarとの連携について説明します。
これは非常に簡単です。
まず、お使いのツールにSunriseCalendarをインストールします。
続いて、SunriseCalendarにログインします。
ここも、Googleアカウントでログインが可能です。
ログイン出来ましたら、次はGoogleカレンダーとToDoistとの連携の設定を行います。
まずは左上の歯車のマークをクリックします。
次に「アカウントの追加」をクリックします。
「Google」と「ToDoist」の「つながる」ボタンを押して、連携を許可します。
最後に先ほど設定した「テストタスク」が表示されているかを確認し、表示されていれば連携完了です。
これで、ToDoistとSunriseCalendarの連携ができましたので、タスクを登録・カレンダーで管理という基本的な機能から日常に取り入れてみましょう。
また、SunriseCalendarにもWEBAppがあります。
正直、iPhone版のSunriseCalendarは、あまり操作感が良くありません。
PCのWEBAppもしくはiPadでの利用がおススメです。
最後に、どんな高度な機能も、使わなければ何の意味もありません。
まずは使うこと。
これらのツールやAppは、いくら間違った動作をしてもまずは壊れませんので、とにかく使い倒してください。
実際は、より高度な機能や、いろいろな動作をきっかけに(これをトリガー→ある機能を動作させるための引き金)タスクを登録させたりすることができますが、これらに関しては別の機会に記したいと思います。